イチゴミルクウミウシ Mexichromis aurora (R. F. Johnson & Gosliner, 1998)

イチゴミルクウミウシ Mexichromis aurora

Location
日本>高知>樫西>海中公園2号
Date
2016/01/25
Size
10mm
Depth
14.0m
Water temperature
17.0℃

特徴

体長 6〜8 mm の小型のイロウミウシ類。体は卵形で、外套膜は足を広く覆う。生時の体地色は外套膜・体・足ともに淡いピンク色を基調とし、外套膜縁と足の後端に向けて暗いマロン色 (赤褐紫) に移る。背面には触角間から鰓に至る 3 本の平行な白黄色の縦帯が走り、各縦帯はそれぞれ細い不透明白色線で縁取られる。中央の縦帯は最も長く、鰓腔を完全に取り囲む。縦帯間の淡ピンク色域には 5〜7 個の濃ピンク〜紫色の斑と、まばらな不透明白色斑が散在する。背面の最外縁部にも同様の濃ピンク〜紫色斑と不透明白色斑が並ぶ。足の後方先端には腹側に向かう細い白色の中央線が走る。触角は 8〜9 枚の褶葉をもち、基部と先端が暗オレンジ色、中央に 1 本の横走白色帯がある。鰓は 6〜9 葉の単羽状で、触角と同様に基部と先端が暗オレンジ色、中央に白色帯をもつ。

分布

模式産地は日本・沖縄、瀬底ビーチの ENE of Maekizaki (水深 58 m)。原記載時はインド-西太平洋〜中部太平洋 (沖縄・スラウェシ・フィリピン、水深 10〜58 m) から記録されていた。

種小名の由来

種小名 aurora はローマ神話の暁の女神 Aurora に由来し、本種の彩色が日の出の鮮やかな色彩を思わせることにちなむ。
References

本書に掲載されています

中野理枝. (2019). 日本のウミウシ. 第二版. 文一総合出版. 表紙

中野理枝. (2019). 日本のウミウシ. 第二版. 文一総合出版.

文一総合出版

本書には Mexichromis aurora の解説・写真が掲載されています。

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