ニタリイロウミウシ Mexichromis similaris (Rudman, 1986)

ニタリイロウミウシ Mexichromis similaris

Location
日本>沖縄>沖縄本島(恩納村・読谷村エリア)>アポガマ
Date
2017/04/05
Size
7mm
Depth
8.0m
Water temperature
21.0℃

特徴

外套膜は淡い桃紫色で、縁を白色帯で縁取られる。桃紫色部の縁辺、白色帯のすぐ内側には拡散した赤紫色斑があり、頭部前方と二次鰓後方ではこれが集合して赤紫色の不規則な三日月模様を形成する。触角間から二次鰓を取り囲む白色の正中線が走る。触角棍部の上半分は橙色、下半分と柄部は半透明白色 (個体によっては棍部全体が深い橙赤色で柄部が淡い半透明紫色を呈する)。二次鰓は上半分が橙色、下半分が半透明。体は卵長形で外套膜の張り出しは比較的狭い。

分布

模式産地はフィリピン・セブ島マクタン島の Buyong Beach (水深 8 m)。原記載時はパラタイプを含めフィリピンと、オーストラリア北クイーンズランド州 Townsville 沖 Wheeler Reef のごく少数個体のみ知られていた。

種小名の由来

種小名 similaris はラテン語の「類似する」の意で、本種が Noumea variansNoumea purpureaPectenodoris trilineata と外見上きわめて類似することに由来する。

補足

小型 (固定後 3〜5 mm) で外見が他のいくつかの種と紛らわしく、十分に採集されていないため、原記載者 ラドマンの 1986 年モノグラフ は実際の分布が原記載で示された範囲よりも広いと予想していた。
References

本書に掲載されています

Terrence Gosliner, Ángel Valdés and David Behrens. (2018). Nudibranch and Sea Slug Identification Indo-Pacific 2nd Edition. New World Pubns Inc. 表紙

Terrence Gosliner, Ángel Valdés and David Behrens. (2018). Nudibranch and Sea Slug Identification Indo-Pacific 2nd Edition. New World Pubns Inc.

New World Publications

本書には Mexichromis similaris の解説・写真が掲載されています。

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