マダライロウミウシ Hypselodoris tryoni (Garrett, 1873)

マダライロウミウシ Hypselodoris tryoni

Location
インドネシア>バリ島>トランバン>沈船ポイント(リバティー)
Date
2018/01/11
Size
30mm
Depth
15.0m
Water temperature
29.0℃

特徴

イロウミウシ科では比較的大型の種で、外套幅は 100 mm を超えることもある。外套膜は淡黄白色から淡褐色の地色に紫褐色の網目模様を散らし、その上に濃紫色から黒色の小斑が白いリングに縁取られて散在する。外套縁には淡い青紫色の細線が走る。触角は紫色で、前後の正中線と各褶葉の縁が白く彩られる。鰓葉は単羽状で白く、外縁は橙褐色から赤褐色を帯びる。

分布

模式産地はタヒチ (フランス領ポリネシア)。インド・西太平洋に広く分布し、東アフリカ、紅海、西部太平洋から中部太平洋まで記録される。日本では暖海域で観察される。

種小名の由来

種小名 tryoni は、アメリカの貝類学者 George Washington Tryon Jr. (1838–1888) への献名。Tryon はフィラデルフィア自然科学アカデミーに長く籍を置き、後に大著『Manual of Conchology』を立ち上げたことで知られる。

補足

2 個体、ときに 3 個体が前後に連なって移動する後追い行動で広く知られ、本科の代表的な行動例として古くから報告されてきた。和名「マダライロウミウシ」は奥谷 1994 がシノニム Chromodoris odhneri Risbec, 1953 に対する新称として提案し、現在は本種に当てられている。
References
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学術データベース

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