ヒョウモンウミウシ Goniobranchus leopardus (Rudman, 1987)

ヒョウモンウミウシ Goniobranchus leopardus

Location
日本>沖縄>沖縄本島(東海岸)>レッドビーチ
Date
2015/08/28
Size
50mm
Depth
10.0m
Water temperature
28.0℃

特徴

外套膜は白色からクリーム色を地色とし、最外周は細い紫色の縁取り (内側がやや拡散的)。背面には赤褐色から黄褐色の網目状の拡散模様があり、網目の各区画 (クリーム色の地が透ける部分) には暗紫色〜茶褐色の斑が中空の四角形に並ぶ「豹紋」をなす。これが種小名の由来となる識別特徴。触角は柄部が半透明、棍部は白色で前面の正中線と各薄板の前縁に紫色の影。二次鰓は断面が三角形で大部分が白色、内側の縁が半透明の褐色〜紫色。腹足の前後に明瞭な紫色帯がある。前進時に外套膜の前部を持ち上げる行動は見られるが、Goniobranchus geminusGoniobranchus kuniei のように外套膜全周を律動的に上下させる挙動はない。最大体長 59 mm。

分布

模式産地はオーストラリア・クイーンズランド南部 Moreton 湾 North Stradbroke 島の Myora。原記載時はクイーンズランド (Moreton 湾、Heron 島) およびフィリピン (セブ島マクタン島) から記録されていた。後年の観察ではインドネシア、パプアニューギニア、日本、ソシエテ諸島まで分布が広がる。

種小名の由来

種小名 leopardus はラテン語で「豹」「豹のような」の意。網目の各区画に並ぶ暗色斑が、豹の毛皮の中空四角形のような斑に似ることに由来する。

補足

Risbecia tryoniGoniobranchus kunieiGoniobranchus geminus と類縁が示唆されるが、本種は中空四角形に並ぶ暗色斑の「豹紋」によって即座に識別できる。
References
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学術データベース

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