ゴニオブランクス・ローリンギ Goniobranchus loringi (Angas, 1864)

Goniobranchus loringi

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特徴

体長 24 mm、体幅 5 mm 程度の細身のイロウミウシ類。体は中位の厚みで後部が細く尖るが、それほど長く伸びない。生時の体地色は鮮やかな紫青色を基調とし、薔薇色の斑が散在する。外套膜縁は橙色の帯で縁取られ、その上に同じ色合いの斑が一定間隔で対をなして並ぶ。鰓は前種 (G. bennetti) に類似するが、背側触角はオリーブ色を帯びる点で異なる。Angas の原記載は体長 24 mm、体幅 5 mm の 2 個体に基づき、1 個体は 10 月 4 日にクラーク島、もう 1 個体は 12 月 19 日にワトソンズ湾で採集された。

分布

オーストラリア南東部。模式産地はオーストラリア・ニューサウスウェールズ州・ポートジャクソン湾内のクラーク島およびワトソンズ湾 (いずれもポートジャクソン湾内)で、Angas が 2 個体を採集した。

種小名の由来

Angas が献名したオーストラリアの蒐集家 Loring 氏への献名と推測される。Angas 自身は明示の etymology を述べていない。

補足

原記載において Angas は Goniodoris 属に置いた。Angas は本種が前種 G. bennetti に近縁だが、(1) 体サイズがより小型、(2) 体の厚みが薄い、(3) 地色が薔薇紫色ではなくむしろ青色寄り、(4) 斑紋の配列が大きく規則的、(5) 背側触角がオリーブ色を呈することで区別されると述べた。後年の分類学的整理により本種は Goniobranchus 属に移された (author 表記の括弧書きはこの属移動を示す)。
References
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学術データベース

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