ゴニオブランクス・コンチリアートゥス Goniobranchus conchyliatus (Yonow, 1984)

ゴニオブランクス・コンチリアートゥス Goniobranchus conchyliatus

Location
インドネシア>バリ島>トランバン>ドロップオフ
Date
2021/06/26
Size
15mm
Depth
5.0m
Water temperature
28.0℃

特徴

体長 15 mm 前後の中型のイロウミウシ類。腹足外套膜より長く突出する。外套膜縁と尾の後端は白色の細い帯で縁取られ、体地色は淡紫色を呈し、丸みを帯びた淡黄色の小斑と、より濃い紫色および赤色の模様で飾られる。背面には濃紫色の 3 つの模様 (触角に向かう V 字、鰓直前で正中線に集まる広い左右の帯、外套膜後部の X 字) があり、紫色斑は所々で赤色に転じて左右対称の黄色斑を縁取る。腹面では頭部・口触手・腹足は白色、外套下面は背面で淡紫色の部位に対応する位置で濃紫色となる。背縁が白色の部位では対応する腹縁が鮮やかな赤色を呈し、頭部に向かって淡色になる。触角は赤色で柄部は白色、鰓は 8 葉で上面赤色・軸が淡紫色・下面の羽枝が白色の三色を呈する。

分布

模式産地はスリランカ北東部、トリンコマリー北方約 35 km の Koduwakattumalai 湾。死サンゴの下、水深 4 m で採集された個体に基づく。インド洋東アフリカ沿岸ほかインド洋各地から記録される。

種小名の由来

種小名 conchyliata はラテン語の conchyliatus「紫色を帯びた、紫染めの」に由来する。これは元来アクキガイ科の貝から得られるティルス紫の染料を指し、本種背面の鮮やかな紫色と赤色の模様にちなむ。

補足

原記載と同じ論文では Chromodoris adeima および Phyllidia 属の 2 新種も併せて記載されている。
References

本書に掲載されています

Terrence Gosliner, Ángel Valdés and David Behrens. (2018). Nudibranch and Sea Slug Identification Indo-Pacific 2nd Edition. New World Pubns Inc. 表紙

Terrence Gosliner, Ángel Valdés and David Behrens. (2018). Nudibranch and Sea Slug Identification Indo-Pacific 2nd Edition. New World Pubns Inc.

New World Publications

本書には Goniobranchus conchyliatus の解説・写真が掲載されています。

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