オトメミドリガイ Elysia obtusa Baba, 1938

オトメミドリガイ Elysia obtusa

Location
日本>熊本>天草>久玉
Date
2025/02/09
Size
8mm
Depth
14.0m
Water temperature
14.0℃

特徴

体長 10〜13 mm の小型嚢舌類。体は円筒形で平滑、尾は後方で鈍く丸まる。側足は広くなく前後で分かれる。触角は円錐形で耳状。心嚢隆起は伸長卵形で中央にくびれを生じない。腹足の前外側角は鈍く角張る。
体地色は黄色で、頭部はやや濃く、背面全体には白色小点の集まりがまばらに散在する。側足の縁は白色で縁取られ、内側はオリーブ色がかった緑の色合いが透けて見える。

分布

模式産地は紀伊・瀬戸。原記載時は紀伊・瀬戸の 1 地点から 3 個体のみが知られていた。後年に相模湾、敦賀湾、富山湾からも記録され、現在ではインド-西太平洋から中部太平洋の広範囲に分布する。

種小名の由来

種小名 obtusa はラテン語形容詞「鈍い、先端が丸い」の意で、後方で鈍く丸まる尾端の形状にちなむ。

補足

嚢舌目の他種と同様、餌として摂取した緑藻から取り込んだ葉緑体を体内に保持して光合成産物を利用する盗葉緑体性をもつ。
References
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観察地: ×

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学術データベース

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