ハクセンミノウミウシ Cratena lineata (Eliot, 1905)

ハクセンミノウミウシ Cratena lineata

Location
日本>静岡>大瀬崎>湾内
Date
2017/01/13
Size
8mm
Depth
2.0m
Water temperature
15.0℃

特徴

体地色は半透明の黄白色。背面から尾にかけて複数の白色の縦線が走り、背側突起にも黄白色の縦線が入るため背側突起は4〜5群に分かれ、内部の中腸腺は赤褐色から暗褐色を呈する。触角の前方には朱色の斑紋が並び、触角は平滑で体地色と同じだが半分から先が黄白色になる。口触手は触角より長く同じく半分から先が黄白色を帯びる。体長は15mm程度に達する。

分布

模式産地は東アフリカ・ザンジバル。インド洋から西太平洋にかけての熱帯域に広く分布し、タンザニア、インド西岸、オーストラリア、フィリピン、日本などから記録されている。日本国内では 馬場の 1938 年論文 が紀伊・瀬戸より Cuthona (Hervia) lineata として最初に報告した。

種小名の由来

種小名 lineata はラテン語で「線のある」「縦縞のある」を意味する形容詞で、背面と背側突起に走る白色の縦線にちなむ。Eliot は同一論文中で東アフリカから本種を Hervia lineata として、別の種を Facelina lineata として同時に記載した。後者は現在も Facelina lineata として有効である。

補足

原記載Hervia は現在 Cratena Bergh, 1864 のシノニムとして扱われ、本種も Cratena lineata へ移されている。Cratena sp. 2 (ニセハクセンミノウミウシ) に外見が似るが、本種は背面に明瞭な白色の縦線が入る点で区別できる。
References
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学術データベース

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