ミズタマウミウシ Thecacera pennigera (Montagu, 1813)

ミズタマウミウシ Thecacera pennigera

Location
日本>静岡>大瀬崎>湾内
Date
2017/03/16
Size
12mm
Depth
18.0m
Water temperature
13.0℃

特徴

体地色は半透明の白色で、体表全体に橙色から黄色の斑点が散在し、その間に黒色の斑点が混じる。背面は滑らかで、結節はもたない。触角触角鞘から立ち上がり、先端は黄色を帯びる。二次鰓は5枚で、二回羽状に分岐する。鰓のすぐ後方の左右にそれぞれ1本、長く円錐状に伸びる突起をもち、これが本種の最も目立つ特徴となる。腹足の前縁は左右に角状に張り出す。体長は12〜30mmほど。

分布

模式産地はイギリス・デヴォン州沿岸の英仏海峡。世界各地の温帯から亜熱帯の海域に広く分布し、大西洋の両岸、地中海、南アフリカ、ブラジル、日本、韓国、オーストラリア、ニュージーランドなどで記録がある。日本国内では富山湾、瀬戸内海、相模湾など本州各地から知られる。

種小名の由来

種小名 pennigera はラテン語の penna (羽根) と -ger (帯びる・もつ) を組み合わせた語で、「羽根を帯びた」「羽状のものをもつ」を意味する。鰓の後方に立つ1対の長い突起と、二回羽状に分岐する鰓の形を羽根に見立てた命名と考えられる。

補足

コケムシ食で、特に Bugula 属のコケムシ上で観察されることが多い。卵塊もコケムシ群体上に産み付けられる。

日本では水族写真家にも人気が高く、温帯域の代表的なウミウシのひとつとして親しまれている。

シノニムThecacera maculata Eliot, 1905、Thecacera lamellata Barnard, 1933 が含まれる。
References
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観察地: ×

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学術データベース

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