シフォプテロン・フラヴォリネアトゥム Siphopteron flavolineatum Ong & Gosliner, 2017

シフォプテロン・フラヴォリネアトゥム Siphopteron flavolineatum

Location
インドネシア>バリ島>トランバン>プティサン
Date
2019/04/16
Size
3mm
Depth
8.0m
Water temperature
28.0℃

特徴

体長 5〜7 mm の小型のキマダラウミコチョウ類。生体は側足と足の地色が透明〜半透明の白色から黄土色。側足は黄色と朱赤色のアクセントで縁取られ、白色の斑紋が側足・頭楯・内臓塊全体に散在する。内臓塊は付属物よりも不透明で、白色の斑紋が並ぶ。内臓塊は黄土色から朱赤色を呈し、鞭状突起寄りに白色の斑紋がある。
鞭状突起は細長く、黄色の縞模様で囲まれた朱赤色を呈し、先端は黒色。足は半透明の白色で、橙色の縁と中央の白色縦縞をもち、後方では黄色の縁取りに変わる。鞭状突起は内臓塊の正中線上に位置する。頭楯は三角形で、前縁で最も幅広く、後方でサイフォンに向かって狭くなる。サイフォン前面には中央の白色縦条が走り、垂直に二分する。サイフォン後面には側縁よりも上に達する顕著な隆起が伸びる。サイフォンは朱赤色の地色をもち、両縁に朱赤色の小点が並ぶ黄色の先端で終わる。鰓は 3 枚の主要な葉からなる。

分布

模式産地はフィリピン・ルソン島・バタンガス・ティングロイ・Cemetery Beach。原記載時はフィリピンとマレーシアから記録されていた。

種小名の由来

種小名 flavolineatum は、本種を識別する特徴である足の後端を縦走する黄色の正中線にちなむ。

補足

黄土色の体地色に顕著な白色の斑紋をもつ点で、属内の他種と区別される。Siphopteron nakakatuwa と姉妹種関係にあり、両種はフィリピンで同所的に出現する。
References

本書に掲載されています

Terrence Gosliner, Ángel Valdés and David Behrens. (2018). Nudibranch and Sea Slug Identification Indo-Pacific 2nd Edition. New World Pubns Inc. 表紙

Terrence Gosliner, Ángel Valdés and David Behrens. (2018). Nudibranch and Sea Slug Identification Indo-Pacific 2nd Edition. New World Pubns Inc.

New World Publications

本書には Siphopteron flavolineatum の解説・写真が掲載されています。

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