サキシマミノウミウシ Samla takashigei Korshunova, Martynov, Bakken, Evertsen, Fletcher, Mudianta, H. Saito, Lundin, Schrödl & Picton, 2017

サキシマミノウミウシ Samla takashigei

Location
日本>京都>冠島
Date
2020/10/03
Size
25mm
Depth
20.0m
Water temperature
25.0℃

特徴

体長は最大 26 mm 程度の細身の中型種。地色は青みがかった白色。背中の縁はかなり退縮し、背側突起は背側面に 8 列程度のやや盛り上がった列に並ぶ。背側突起は指状〜紡錘形で先端が徐々に尖り、内部に長い刺胞嚢をもつ。中腸腺枝は淡褐色で、突起の亜先端部分はより鮮やかな橙褐色を呈する。突起の表面は不透明な白色色素で大半が覆われ、最先端には白色の不透明帯はなく半透明。口触手は非常に長く、触角は口触手の約 6 分の 1 の短さで環状のひだが並ぶ。足の前角は長く伸びる。

分布

模式産地は日本・静岡県西伊豆町大瀬崎。原記載時は大瀬崎から記録されていた。本州太平洋岸を中心に分布する。

種小名の由来

種小名 takashigei は、模式産地の大瀬崎での野外採集に多大な協力をした、博物学に造詣の深いダイバー高重 博 (東京) への献名。

補足

本種は Korshunova ら 2017 によるミノウミウシ類の大規模分類見直し論文で、新科 Samlidae 内の Samla 属の新種として記載された。同属の他種とは体色パターンによって外見的に区別される。
References

本書に掲載されています

小野篤司 & 加藤昌一. (2020). 新版 ウミウシ. 誠文堂新光社. 表紙

小野篤司 & 加藤昌一. (2020). 新版 ウミウシ. 誠文堂新光社.

誠文堂新光社

本書には Samla takashigei の解説・写真が掲載されています。

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