ロスタンガ・ルテスケンス Rostanga lutescens (Bergh, 1905)
特徴
固定標本で体長 14 mm、体幅 7 mm の小型のドーリス類。体型は長卵形で外套縁は広く、前端は後端よりわずかに細まる。背面は平ら。生時に近い固定個体の地色は全体に黄色を帯び、外套縁には多数の黒褐色の細点が散在し、内臓が背面から暗灰色に透けて見える。鰓は小型で 6 葉。触角は小さく結節状の円錐形。足は細く前縁は丸まり縁溝をもち、尾は短くなく後方で外套縁を超える。背面の皮膚には長くやや脱灰した針状骨片が密集する (Rostanga 類の共通形質)。分布
模式産地はインドネシア・小スンダ列島東部、ヌサ・ベシ島とティモール島北東端の間の礁 (Siboga 探検航海ステーション 282)。原記載時はこの 1 個体のみが知られていた。インド-西太平洋に分布する。種小名の由来
種小名 lutescens はラテン語動詞 lutescere「黄色みを帯びてくる」の現在分詞形で、「黄色みを帯びた」を意味する。固定標本で全体に黄色を呈する体色にちなむ命名。補足
原組合せは Bergh の Discodoris ? lutescens。Bergh 自身が Discodoris 属への所属に疑問符を付して記載し、後に Rostanga Bergh, 1879 へ移された。References
本書に掲載されています
Terrence Gosliner, Ángel Valdés and David Behrens. (2018). Nudibranch and Sea Slug Identification Indo-Pacific 2nd Edition. New World Pubns Inc.
New World Publications
本書には Rostanga lutescens の解説・写真が掲載されています。
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撮影地
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