コネコウミウシ Pelagella joubini (Risbec, 1928)

コネコウミウシ Pelagella joubini

Location
日本>静岡>大瀬崎>湾内
Date
2017/01/13
Size
8mm
Depth
1.0m
Water temperature
15.0℃
Pelagella joubini は西太平洋から中部太平洋にかけて広く分布する小型のドーリス類である。

特徴

体長は最大で約12mm。体地色は暗褐色で、Risbec 1928 による原記載では背面に黄色斑、外套膜の縁に橙黄色の斑が見られると記される。本種は背面に橙色がかった斑紋を持ち、体表には白色や黄白色の細点が散在する個体が多い。外套膜の縁辺は持ち上がり、しばしば色素が抜けて白く見える。触角は体地色と同じで、先端付近に乳頭状突起をもつ。二次鰓は体地色と同色、または色素が抜けたものが見られる。

分布

模式産地はニューカレドニア。西太平洋から中部太平洋にかけて広く分布し、紅海、マダガスカル、ニューカレドニア、オーストラリア、パプアニューギニア、フィリピン、香港、日本、マーシャル諸島、ハワイ諸島から記録される。Paz-Sedano et al. 2023 はハワイ・マウイ島産の標本を分子系統解析に用いている。

種小名の由来

種小名 joubini はフランスの動物学者 Louis Joubin (1861–1935) への献名。

補足

Paz-Sedano et al. 2023 は分子系統解析の結果、Goniodoris から Pelagella Gray, 1850 を復活させ、本種を新組み合わせ Pelagella joubini として再分類した。同論文では本種の姉妹群として Pelagella scottjohnsoni (マーシャル諸島・フィリピン産) を新種記載している。Goniodoris glabra Baba, 1937 は本種のシノニムとして扱われる。
References
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