ネコジタウミウシ Pelagella castanea (Alder & Hancock, 1845)
特徴
体地色は淡褐色だが変異幅がある。体表全体に白色の不定形な斑紋が入る。
背面正中線上に隆起線がある。
外套膜の周縁が盛り上がり、その部分に突起が並ぶ。
触角には褶葉があり、先端は乳頭状に尖る。色は体地色と同じ。
40mmに達する。
分布
ニュージーランド、日本和名
日本産裸鰓類の研究 (2)にネコシタウミウシと記載されているReferences
- ねこしたうみうし(新稱), 内田清之助ほか. (1927). 日本動物圖鑑
- ネコシタウミウシ(平瀬), Baba, K. 1930a. Studies on Japanese nudibranchs (2). A. Polyceridae. B. Okadaia, n.g. (preliminary report). Venus 2(2).
- ネコジタウミウシ, 生物學御研究所編. (1955). 相模湾産後鰓類図譜〈補遺〉.
- ネコジタウミウシ, 鈴木敬宇. (2000). ウミウシガイドブック〈2〉.
- ネコジタウミウシ, 中野 理枝. (2004). 本州のウミウシ.
- Pelagella castanea (Alder & Hancock, 1845b), Sofía Paz-Sedano and others, When a genus must become two: resurrection of Pelagella Gray, 1850 with the description of six new species, Journal of Molluscan Studies, Volume 89, Issue 2, June 2023, eyad008, https://doi.org/10.1093/mollus/eyad008