トラパニア・トッディ Trapania toddi Rudman, 1987

Trapania toddi

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トラパニア・トッディとは

最大体長 7 mm 程度の小型のドーリス類で、 半透明白色の体に褐色の網目状斑が走り、 口触手・側方突起・触角二次鰓・足の後端は黄色を帯びる。 香港と紅海の両地点から記録される。

特徴

香港産個体の体地色は半透明の白色で、規則的に配置された褐色の網目状斑をもつ。口触手・側方突起・触角・二次鰓・腹足後端には黄色の斑紋が配される。頭部には褐色の網状帯が横切り、二次鰓と触角の間の背面に正中線上の褐色斑と両脇の 2 個があり、その間にもう 1 個の正中斑がある。触角の下方・後方および二次鰓の下方・前方に側部斑があり、各鰓のすぐ後方に細長い斑がある。口触手と側方突起は白色で先端のすぐ下に黄色帯が走り、二次鰓側の側方突起の中央には褐色斑がある。触角の柄部は半透明白色、棍部の下半分は褐色で白色細点をもち、上半分は黄色で先端は半透明白色。二次鰓は半透明で先端が黄色っぽく、その下に褐色帯。腹足の先端は黄色。最大体長は固定後約 7 mm (香港産)、紅海産は生体時 3 mm。

分布

模式産地は香港・Tolo Channel の Loo Fu Fon (水深 3-6 m)。スーダン領紅海 Suakin の潮間帯からも記録される。香港・紅海の両産地から記録されており、インド・西太平洋に広く分布する可能性が示唆される。

種小名の由来

種小名 toddi はスコットランド・セント・アンドリュース大学 Gatty 海洋研究所の C. D. トッド博士への献名。同博士は British Suakin 紅海遠征で採集した貴重なウミウシ標本群と現地ノート・写真をオーストラリア博物館に寄贈した。

補足

地中海産の Trapania fusca は外見が類似する (白色地に褐色斑、付属物と触角は黄色) が、本種では褐色部分が斑点ではなく網目状に配置される点で区別される。タイプ材料は香港産個体のみに指定されている。
References
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学術データベース

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