アミメビロウドウミウシ Avaldesia tahala (J. M. Chan & Gosliner, 2007)

Avaldesia tahala

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特徴

楕円形の体形で、背面はスピキュール(細かい棘)を多く含むスポンジ状の質感を持ち、砂や砕屑をまとっていることが多い。原記載 (Chan & Gosliner, 2007) で報告された保存標本のサイズは4〜15mm、2024 年の改訂 では生時で約9mmの個体が記録されている小型種。地色は暗灰色、褐色、赤褐色まで現れ、インドネシア産の個体には淡褐色の乳頭状突起触角・鰓を持つ深紅型もある。背面には低く広い網目状(クモの巣状)の隆起のパターンが走り、頂点に大型の円錐形の褐色の乳頭状突起、縁に短い褐色結節が集まる。触角は9〜15枚の葉状板からなり、下部は褐色、上部は淡褐色で先端は白い。触角鞘の縁は波打つ。鰓は淡褐色〜茶色の三羽状で6本の枝。

分布

模式産地はマダガスカル北西部の Nosy Tanikely 島の sea stack 付近。マダガスカル、紅海、インドネシア、フィリピン、パプアニューギニア、オーストラリア、マーシャル諸島から記録されている。浅海の岩礁・砂底・藻場の砕屑下。

種小名の由来

原記載 (Chan & Gosliner, 2007) によれば、マラガシ語(マダガスカルの言語)で「尾根」を意味する語で、背面に見られる網目状の隆起パターンに由来する命名。模式産地マダガスカルの言語からの献名。

補足

カタカナ読みは「アヴァルデシア・タハラ」。当初 Thordisa tahala Chan & Gosliner, 2007 として記載されたが、2024 年の改訂 で Thordisa から新属 Avaldesia に移動された (new combination)。同じ paper では type 種 Avaldesia albomacula と新種 Avaldesia tamatoa も扱われる。Avaldesia albomacula と異なり鰓蓋前方の白色斑は無く、背面に細かい棘 (スピキュール) を多く含むスポンジ状の質感で区別される。
References
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学術データベース

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