カナメイロウミウシ Hypselodoris kaname Baba, 1994

カナメイロウミウシ Hypselodoris kaname

Location
日本>静岡>大瀬崎>門下
Date
2018/10/27
Size
15mm
Depth
20.0m
Water temperature
22.0℃

特徴

体地色は白色で、外套膜は外周から黄色、赤紫色の二重縁取りで飾られる。赤紫色の線は太さが不均一で、しばしば途切れて斑紋状になる個体も見られる。背面正中線上には触角の間から二次鰓の手前にかけて1本の白色縦線が走り、その両側を橙赤色の色帯が縁取る。外套膜の縁と正中線との間に、橙赤色の小斑が散在する個体もある。触角は橙赤色。二次鰓は白色で、各鰓葉の縁が橙赤色に染まる。体長は最大で50mmに達する。

分布

日本(模式産地)、フィリピン、インドネシア、オーストラリア、ニューカレドニア、ニュージーランドなど西太平洋に広く分布する。

種小名の由来

カナメモチ(Photinia glabra)の若葉の色調にちなむ。本種の外套膜縁を彩る橙赤色の色帯が、春先に芽吹くカナメモチの若葉の鮮やかな赤味を思わせることに由来する。

補足

ニューカレドニア産の個体に基づいて Rudman(1995)が記載した Hypselodoris koumacensis は、Gosliner & Johnson(1999)による Hypselodoris 属のモノグラフで本種の新参異名とされた。和名カナメイロウミウシは原記載で提唱された。
References

本書に掲載されています

Terrence Gosliner, Ángel Valdés and David Behrens. (2018). Nudibranch and Sea Slug Identification Indo-Pacific 2nd Edition. New World Pubns Inc. 表紙

Terrence Gosliner, Ángel Valdés and David Behrens. (2018). Nudibranch and Sea Slug Identification Indo-Pacific 2nd Edition. New World Pubns Inc.

New World Publications

本書には Hypselodoris kaname の解説・写真が掲載されています。

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