タスジキヌハダウミウシ Gymnodoris feyae De Souza-Canal & Valdés, 2025

タスジキヌハダウミウシ Gymnodoris feyae

Location
日本>沖縄>沖縄本島(恩納村・読谷村エリア)>ナカユクイ
Date
2015/06/17
Size
20mm
Depth
12.0m
Water temperature
26.0℃

特徴

体は卵形で、多数の縦走する隆起と隆起上に並ぶ不規則なイボをもつ。口膜は明瞭でいくつかの不規則なイボを備え、後方では明瞭な背縁へと連続する。背縁にもイボが並ぶ。体色は黄土色から褐色で、隆起やイボは淡褐色〜黄色。内臓は体壁を通しては見えない。触角は円錐形で 10〜12 枚の褶葉を持ち、体と同色。鰓は 8〜10 枚の大きな二羽状葉が肛門の前方に並び、体と同色。足は背面より幅広く、頭部近くで側方に大きく広がり、体と同色で縁はやや淡い。口触手は小さく鈍い。最大個体は保存長 14 mm。

分布

ニューカレドニア固有とみられる。模式産地はヌメア (Nouméa) 南部の Rocher à la Voile (水深 2〜10 m、砂泥底)。北部 Koumac の数地点 (水深 3〜10 m) からも記録される。

種小名の由来

種小名 feyae は、優れた自然観察家・ウミウシ写真家・採集家であり、ヌメアから本種を含む多くの標本を提供した Pauline Fey 氏に献名された (De Souza-Canal & Valdés, 2025)。

補足

フィリピンとインドネシアから報告されている Gymnodoris sp. 60 (Gosliner et al. 2018; Knutson & Gosliner 2022) と外見は非常に類似するが、種境界解析では一貫して別種として分離された。Gymnodoris sp. 61 (Gosliner et al. 2018) も類似するがより赤みが強い。
References

本書に掲載されています

中野理枝. (2019). 日本のウミウシ. 第二版. 文一総合出版. 表紙

中野理枝. (2019). 日本のウミウシ. 第二版. 文一総合出版.

文一総合出版

本書には Gymnodoris feyae の解説・写真が掲載されています。

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