ゴニオドリデラ・ウニドンタ Goniodoridella unidonta Paz-Sedano, Ekimova, Smirnoff, Gosliner & Pola, 2023

ゴニオドリデラ・ウニドンタ Goniodoridella unidonta

Location
インドネシア>バリ島>トランバン
Date
2025/10/13
Size
5mm
Depth
1.0m
Water temperature
30.0℃

特徴

体長 3 mm ほどの小型種。体は半透明の白色で、外套膜縁の突起、中央背稜、触角の先端、鰓葉、前後の乳頭状突起が黄橙色を帯びる。外套膜は短く、骨片に支えられた小さく尖った突起を縁にもち、背面中央には骨片に支えられた小さな中央背稜がある。触角の前方には小型で円錐形の前乳頭が 2 本、鰓の後方には基部が広く三角形の後乳頭が 2 本ある。後乳頭は鰓葉よりも幅広い。触角は細長く、鞘をもたず引き込めない。鰓は単純な 4 枝からなり、肛門の周りに半円状に並ぶ。最前の 2 枝は基部の柄を共有する。

分布

模式産地はオーストラリア・クイーンズランド州ムールーラー河。原記載時はオーストラリアとフィリピン (オクシデンタル・ミンドロ州ルバング島) から知られていた。

種小名の由来

種小名 unidonta はラテン語 uni- (単一の) + dont- (歯) の合成で「一本の歯」を意味する。

補足

2023 年に同属の Goniodoridella geminaeGoniodoridella serrata と同時に記載された 3 新種のひとつ。外見では Goniodoridella geminae と類似するが、本種は体が半透明で後乳頭の基部が広く三角形をなすのに対し、G. geminae は体が不透明な白色で後乳頭が細長く鰓葉と似た形状をとる点で区別される。ただし外見上の差は微妙で、確実な同定には分子情報による検証が望まれる。
References
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