ナヴァナクス・イネルミス Navanax inermis (J. G. Cooper, 1863)

ナヴァナクス・イネルミス Navanax inermis

Location
アメリカ>カリフォルニア>サンディエゴ>Marine Room
Date
2019/11/04
Size
??mm
Depth
??m
Water temperature
??℃

特徴

体長が20cmを超えることもある大型のウミウシ。褐色や黒、紫がかった地色に細かな黄色い筋が全身に散り、体の縁(左右のひれ状のひだ)には青い点と黄から橙色の筋が鮮やかに並ぶ。体の左右が大きなひだ状に張り出し、体内には小さな殻を残す。

分布

東太平洋に分布し、カリフォルニア州のモントレーからメキシコ・バハカリフォルニア、カリフォルニア湾にかけて見られる。岩礁の潮間帯から砂泥底の内湾まで、さまざまな環境にすむ。原記載はカリフォルニアの標本に基づく。

種小名の由来

種小名 inermis はラテン語で「武器をもたない、丸腰の」を意味し、身を守るとげや装甲をもたないことにちなむ。

補足

肉食性で、ほかのウミウシや貝を食べる貪欲な捕食者。目に頼らず、獲物やほかの個体が残した粘液の跡を化学感覚でたどって追いかける。Bulla 属や Haminoea 属の貝のほか、Hermissenda crassicornis などのミノウミウシ、時には小魚まで襲い、共食いもする。危険を感じると鮮やかな黄色い物質を粘液の跡に分泌し、仲間に危険を知らせたり捕食者を遠ざけたりする。
References

本書に掲載されています

Behrens D.W., Hermosillo A., Fletcher K. & Jensen G.C. (2022). Nudibranchs & Sea Slugs of the Eastern Pacific. Molamarine. 表紙

Behrens D.W., Hermosillo A., Fletcher K. & Jensen G.C. (2022). Nudibranchs & Sea Slugs of the Eastern Pacific. Molamarine.

Molamarine

本書には Navanax inermis の解説・写真が掲載されています。

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