サンゴメリべ Melibe coralophilia Gosliner & Pola, 2012

サンゴメリべ Melibe coralophilia

Location
フィリピン>アニラオ
Date
2016/05/04
Size
200mm
Depth
10.0m
Water temperature
25.0℃

特徴

生時の体長は 120 mm に達する (保存個体で 60 mm)。体は幅広くやや背側に圧縮される。体地色は深い黄褐色で、明暗のまだらが入る。背面は密集した複合性の結節に覆われ、中央に正中の隆起を形成する。口頭巾は体に比べて小さく、太く短い乳頭状突起が 5 列並ぶ。触角鞘は太くおおむね円筒形で、表面に少数の結節をもつ。背側突起はくさび形で、消化腺の枝が突起の全長に及ぶ。

分布

模式産地はフィリピン・ルソン島バタンガス州ティングロイ・カバン島の礁原 (水深 1〜2 m)。マレーシア・ボルネオ島マブール島からも記録される。

種小名の由来

種小名 coralophilia はギリシア語の korallion (サンゴ) + philos (好む) の合成で「サンゴを好む」の意。本種が造礁性のハマサンゴ属 (Porites) およびアオサンゴ (Heliopora) と関連して見出されることに由来する。

補足

卵塊を体の右側、生殖門より後方の外套と腹足のあいだに保持するという独特な習性が知られ、同属他種では見られない。
References

本書に掲載されています

中野理枝. (2019). 日本のウミウシ. 第二版. 文一総合出版. 表紙

中野理枝. (2019). 日本のウミウシ. 第二版. 文一総合出版.

文一総合出版

本書には Melibe coralophilia の解説・写真が掲載されています。

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