トトロウミウシ Jorunna cf. pantherina (Angas, 1864)

トトロウミウシ Jorunna cf. pantherina

Location
日本>和歌山>加太>城ヶ崎海岸
Date
Size
13mm
Depth
0.2m
Water temperature
18.0℃

特徴

体長 42 mm、体幅 15 mm 程度の中型のドーリス類。体は楕円形で細長く、生時の体地色はオリーブ灰色を基調とし、より暗色の小斑点が混じる。外套膜全体は短く密な微細な棘状突起で覆われ、その肌触りはサメ肌様。鰓は非常に大型で多数 (詳細記載なし)、退縮性で肛門を取り囲んで広がり、外套膜と同色。Angas の原記載は体長 42 mm、体幅 15 mm の 1 個体に基づく。

分布

西-南太平洋。模式産地はオーストラリア・ニューサウスウェールズ州・クージー湾 (シドニー南郊) で、Angas が 9 月に 1 個体を採集した。後にハワイ諸島、日本列島南部、フィリピン、インドネシアなど西太平洋の広い範囲から記録されている。当 DB 表記の "cf. pantherina" は本邦産個体が Angas の type と完全一致するか同定が確定的でないことを示す。

種小名の由来

ラテン語の形容詞 pantherinus (女性形 pantherina)「豹のような」の意で、本種の体表を覆う豹の毛皮様の細かい棘状突起と地色斑紋に由来する命名。

補足

原記載において Angas は Doris 属に置いた。後年の分類学的整理により本種は Jorunna 属に移された (author 表記の括弧書きはこの属移動を示す)。日本では「トトロウミウシ」の愛称で親しまれ、その繊毛状の体表が宮崎駿の同名アニメの主役を連想させることに由来する。
References
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観察地: ×

該当 0

標本・DNA情報

観察 データベース COI 16S H3
#26459 BOLD Systems SSWBP261-25

学術データベース

世界のウミウシの観察データは国際的な海洋生物多様性データベースで公開されています。

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