ゴマフビロードウミウシ Jorunna parva (Baba, 1938)

ゴマフビロードウミウシ Jorunna parva

Location
日本>静岡>大瀬崎>湾内
Date
2019/03/08
Size
20mm
Depth
3.0m
Water temperature
16.0℃

特徴

体長 6 mm の小型種。体は伸長楕円形で扁平、両側はほぼ平行で両端はほぼ等しく丸まる。背全体は密に並ぶ小型の剛毛状突起で覆われ、放散状の骨針で補強される。触角鞘の縁にも背全般と同様の突起列が並ぶ。二次鰓は約 11 葉、単純羽状で完全に鰓腔に収納でき、鰓腔縁も触角鞘と同様の突起列をもつ。口触手は指状。腹足前縁は深く二唇状で、上唇は中央が切れ込む。
体地色は灰黄色で、背側突起と腹足縁にはあちこちに黒色斑がある。触角の薄板部と二次鰓の血管は黒色を呈する。

分布

模式産地は瀬戸 (紀伊)。

種小名の由来

種小名 parva はラテン語形容詞 parvus の女性形で「小さい・小型の」を意味し、原記載個体の体長が 6 mm と小型であったことにちなむ。

補足

原組合せは Thordisa parva。後に Jorunna 属に移管された。海綿食 (主に Chalinidae 科) で、毒成分を取り込んで防御に利用すると考えられている。2015 年頃から英語圏で "sea bunny" として SNS で話題になり、世界的に知られるウミウシの 1 種となった。
References

本書に掲載されています

Terrence Gosliner, Ángel Valdés and David Behrens. (2018). Nudibranch and Sea Slug Identification Indo-Pacific 2nd Edition. New World Pubns Inc. 表紙

Terrence Gosliner, Ángel Valdés and David Behrens. (2018). Nudibranch and Sea Slug Identification Indo-Pacific 2nd Edition. New World Pubns Inc.

New World Publications

本書には Jorunna parva の解説・写真が掲載されています。

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