ブチウミウシ Jorunna funebris (Kelaart, 1858)

ブチウミウシ Jorunna funebris

Location
日本>沖縄>石垣島・八重山周辺>黒島北
Date
2017/01/24
Size
50mm
Depth
2.0m
Water temperature
24.0℃

特徴

体は丈夫で、表面はビロード状の細かい繊毛感をもつ。地色は白色から黄色がかったクリーム色。背面の中央寄りに、大きさの異なる暗褐色から黒色のリング状斑が散在し、リングの内側にも黒褐色の小斑点を散らした「中抜きではない斑紋」を形成する点が本種の最大の特徴である。外套膜の縁にも同様の斑が散在し、足の裏側 (足底) には斑がない。一部個体では口唇に褐色の小斑が現れる。鰓と触角は白色を基調とし、鰓の軸には黒色の細条が走る個体が多い。固定標本の体長は 20 mm 前後、生時は 60〜70 mm に達する。

分布

模式産地はスリランカ。インド洋から西太平洋、中部太平洋にかけて広く分布し、南アフリカ、タンザニア、セーシェル、スリランカ、インド、タイ、ベトナム、シンガポール、中国海、フィリピン、マーシャル諸島、インドネシア、パラオ、カロリン諸島、ニューカレドニア、日本などから記録がある。

種小名の由来

種小名 funebris はラテン語で「葬儀の」「喪に関する」を意味する。Kelaart が、白い体に整列した黒い輪を喪服のような印象に見立てたことに由来する。

補足

海綿食で、特に Xestospongia 属を含む紫色のカイメンを摂食することが知られる。
References

本書に掲載されています

Terrence Gosliner, Ángel Valdés and David Behrens. (2018). Nudibranch and Sea Slug Identification Indo-Pacific 2nd Edition. New World Pubns Inc. 表紙

Terrence Gosliner, Ángel Valdés and David Behrens. (2018). Nudibranch and Sea Slug Identification Indo-Pacific 2nd Edition. New World Pubns Inc.

New World Publications

本書には Jorunna funebris の解説・写真が掲載されています。

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