コンペイトウウミウシ Halgerda carlsoni Rudman, 1978

コンペイトウウミウシ Halgerda carlsoni

Location
日本>沖縄>沖縄本島(恩納村・読谷村エリア)>ホーシュー
Date
2015/02/15
Size
40mm
Depth
35.0m
Water temperature
20.0℃

特徴

中型のドーリス類で、体は高く隆起し、背面は鋭く尖った稜線が網目状に走る。稜線の交点ごとに高く尖った瘤が立ち、稜線上には小さな瘤が散在する。地色は水のように半透明な白色で、内部の紫褐色の内臓が中央部から透けて見える。背面全体に小さく鮮やかな赤色斑が密に並び、背景にピンクがかった色合いを与える。各瘤の乳頭状の先端は鮮赤色で、その周囲を白色のリングが取り囲む。外套膜の縁は鮮白色で、規則正しく並ぶ大きな赤色瘤の間に 1〜3 個の小さな赤色斑が入る。外套膜の腹面、足の側面と裏面は白色。足の縁には細い橙赤色の縁取りがあり、白色の口触手の先端も鮮赤色。触角は長く先細りで、棍棒部は小さく褶葉が少ない。鰓葉は 6 枚、まばらに羽状で黄白色に黒色斑が散る。原記載体長は固定後 35×25 mm〜40×35 mm。

分布

模式産地はフィジー、スバ湾の Admiralty Is., Bay of Islands (水深 10-20 フィート、垂直サンゴ礁壁)。インド洋〜西太平洋の熱帯域に広く分布する。

種小名の由来

種小名 carlsoni は、模式標本を含むフィジー産後鰓類標本と写真を原記載者に提供した Bruce Carlson 氏 (南太平洋大学・フィジー校) への献名。

補足

白色のリングで縁取られた鮮赤色の瘤がインド-西太平洋の他の Halgerda 類と一目で区別される特徴。
References
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