ドリプリスマティカ・ステッラータ Doriprismatica stellata (Rudman, 1986)
特徴
体地色は黒色で、全身に細かい白色斑が密に散らばる。触角も黒色で同じ白色斑をもち、棍部後面の正中線が白色。二次鰓は半透明の白色で、両縁に黒色線が走る。体は比較的高く硬く、熱帯性の Ceratosoma を思わせる体形。外套膜の縁は著しく狭く、硬く丸まった縁を形成する。頭部後方で外套膜は頸部状に細まり、二次鰓の前と二次鰓の脇で再び両側に張り出す。二次鰓は単純で、肛門を中心とする後方に開いた弧をなし、両端は内側に巻き込む。分布
模式産地はパプアニューギニア・ミルン湾の Buchard 島 (水深 20 m)。後年、インドネシア、フィリピン、マレーシアからも観察記録がある。種小名の由来
種小名 stellata はラテン語の「星をちりばめた・星状の」に由来し、本種の体色 (黒地に白色斑) を指す。補足
本属内で唯一、黒地に白点という体色と、外套膜が著しく狭く高い硬い体形を併せもつ点で外見的に他種と区別される。References