ウミイロオトメウミウシ Dermatobranchus cymatilis Gosliner & Fahey, 2011

ウミイロオトメウミウシ Dermatobranchus cymatilis

Location
フィリピン>ミンドロ島>プエルト・ガレラ>Alma Jane
Date
2025/06/07
Size
30mm
Depth
12.0m
Water temperature
25.0℃

特徴

体は幅広く扁平で、後方が細くなる。背面には縦走稜が並び、口幕は前方に張り出して角は鈍い。広く離れた触角は口幕の後ろにあり、縦褶葉をもち、柄は細くならない。
背面と足の地色は不透明白で、足の縁は青色。背面中央付近にピンク〜橙色の斑があり、外套膜の縁から下方の足縁、および上方の暗色斑へと、縁に直交する暗色の「光線」状模様が伸びる。暗色斑は背面を横断する不規則な暗帯をなす。背側稜には暗色の隆起部がある。触角の柄は白、暗色。口幕は不透明白で暗色の直交線をもち、後縁の暗色斑近くには橙色の縁取りがある。

分布

沖縄のみ(模式産地:Horseshoe Cliffs, west-northwest of Onna Village, 60 m)。

種小名の由来

原記載 (Gosliner & Fahey, 2011, p.298) の Etymology 段落は次の通り — "The specific name cymatilis is from the Latin adjective meaning 'sea-coloured or blue' to describe the deep blue foot margin on this species." 種小名 cymatilis はラテン語の形容詞「海色の・青色の」に由来し、本種の足縁の濃い青色にちなむ。

補足

背面の暗色光線状模様および足縁の青色は、近縁の D. striatusD. dendronephthyphagusD. semistriatus 等と区別される。
References

本書に掲載されています

中野理枝. (2019). 日本のウミウシ. 第二版. 文一総合出版. 表紙

中野理枝. (2019). 日本のウミウシ. 第二版. 文一総合出版.

文一総合出版

本書には Dermatobranchus cymatilis の解説・写真が掲載されています。

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