リュウグウウミウシ Roboastra gracilis (Bergh, 1877)

リュウグウウミウシ Roboastra gracilis

Location
日本>沖縄>石垣島・八重山周辺>竹富南
Date
2017/02/13
Size
20mm
Depth
4.0m
Water temperature
24.0℃

特徴

細長くやや扁平な体形のドーリス類で、体側の長軸方向に縦縞模様が走る。地色は青灰色だが、その大部分は黄白色の縦帯と顆粒で置き換えられ、強い縦縞を呈する。前頭縁・触角前方には黄白色の小顆粒が散在し、それぞれが前頭帯および背側縦帯に連なる。触角後方には縦帯が前方 1/3 で縦に二分され、後方で鰓の両側を回り込んで再融合する。体側にも 2〜3 本の縦帯と顆粒が並ぶ。口触手・触角・二次鰓は青灰色で、二次鰓のほうがやや青味が強い。足背縁は背地色と同じ、足底および口外縁は黄白色。触角は完全に収納可能で、棍棒部は強壮で約 12 枚の葉をもつ。二次鰓は体長中央付近で 5 枚の単純羽状葉が広い弧を描いて並ぶ。

分布

模式産地はフィリピン・ルソン島 Camiguin。インド-西太平洋の熱帯海域に広く分布し、相模湾・和歌山県白浜瀬戸・奄美与論島など日本沿岸からも記録される。

種小名の由来

種小名 gracilis はラテン語の形容詞で「細い、ほっそりした」を意味する。近縁の大型 Nembrotha 類と対比される細身の体つきにちなむ。

補足

Roboastra 属は同目の他のウミウシ類を捕食する肉食性で知られる。
References
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学術データベース

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