ヒボタンウミウシ Aldisa zavorensis Tibiriçá, Pola & Cervera, 2017

ヒボタンウミウシ Aldisa zavorensis

Location
日本>沖縄>沖縄本島(恩納村・読谷村エリア)>ホーシュー
Date
2014/12/10
Size
4mm
Depth
30.0m
Water temperature
23.0℃

特徴

体地色は赤色から橙色。背面正中線上にクレーター状の窪みが 2 つ並び、この窪みから左右方向へ白色の線が入るが、不明瞭な個体も見られる。背面には丸みを帯びた赤色の瘤状結節が散在する。触角と鰓は赤色で、触角鞘・鰓鞘の縁は明瞭な鋸歯状を呈する。二次鰓は中心部分が赤色で、周辺部は褐色を帯びた象牙色となる。体長は 15 mm に達する。

分布

模式産地はモザンビーク・インハンバネ州のザヴォーラ。原記載時はインド洋西部から記録されていた。太平洋ではマレーシア、パプアニューギニア、インドネシア、日本から知られ、日本では奄美・沖縄方面で観察される。

種小名の由来

種小名 zavorensis は模式産地であるモザンビークの地名「ザヴォーラ」に、ラテン語の形容詞語尾 -ensis(…産の)を付加した地名形容詞。

補足

長らく未記載種として扱われていたが、2017 年にモザンビーク産個体を基に正式記載された。同論文で新種記載された Aldisa fragaria も背面に 2 つの窪みをもつ点で類似するが、本種は赤色の瘤が丸みを帯び、触角鞘・鰓鞘の縁が鋸歯状になる点で区別される。
References

本書に掲載されています

中野理枝. (2019). 日本のウミウシ. 第二版. 文一総合出版. 表紙

中野理枝. (2019). 日本のウミウシ. 第二版. 文一総合出版.

文一総合出版

本書には Aldisa zavorensis の解説・写真が掲載されています。

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