イチゴジャムウミウシ Aldisa fragaria Tibiriça, Pola & Cervera, 2017
特徴
体地色は赤色から赤橙色。触角と二次鰓も同色。背面の中央部には2個の大きな窪みが縦に並ぶ。
また、背面全体に中央の窪んだイボ状突起が散在する。この窪んだ部分は暗色になる。
赤いカイメン上や転石下で見られる。
55mmに達する。
分布
日本、フィリピン、モザンビーク、レユニオン島補足
背面正中線上にクレータを欠くものをイチゴジャムウミウシ、クレータが2つあるものをホンイチゴジャムウミウシとする研究者もいるがNSSIに載る Aldisa sp. 5 もクレーターはあるのでそこでは見分けられないと考えるReferences
- イチゴジャムウミウシ(仮称), 小野 篤司. (1999). ウミウシガイドブック.
- Aldisa sp. 5, Terrence Gosliner, Ángel Valdés and David Behrens. (2015). Nudibranch and Sea Slug Identification Indo-Pacific. New World Pubns Inc.
- イチゴジャムウミウシ, ホンイチゴジャムウミウシ(新称), 中野 理枝. (2018). 日本のウミウシ.
- イチゴジャムウミウシ, 小野 篤司, 加藤 昌一. (2020). 新版 ウミウシ.