サフランイロウミウシ Diversidoris crocea (Rudman, 1986)

サフランイロウミウシ Diversidoris crocea

Location
日本>沖縄>沖縄本島(恩納村・読谷村エリア)>真栄田岬
Date
2010/06/15
Size
10mm
Depth
10.0m
Water temperature
24.0℃

特徴

体表全体 (二次鰓触角を含む) が黄色で、外套膜の縁を淡い、ほぼ白色の帯で縁取られる。最外縁、白色帯の外側には細い黄色の縁取り線が走る。外套膜は卵形で中程度の張り出しをもち、両側の中央付近に半永久的な襞が 1 本ずつあり、一時的な襞も生じる。二次鰓は単純で、肛門を中心とする円弧をなして開く。

分布

模式産地はオーストラリア・クイーンズランド州モートン島近くの Flinders Reef 北西側 (水深 12 m)。原記載時は大堡礁とソロモン諸島の少数標本から記録されていた。後年の観察ではパプアニューギニア、インドネシア、フィリピン、日本、マーシャル諸島まで分布が拡張されている。

種小名の由来

種小名 crocea はラテン語の「サフラン色 (鮮黄色)」に由来し、和名「サフランイロウミウシ」もこの直訳。

補足

外套膜縁が白色で橙色や赤色斑をもたない黄色一色の体地色という外見は、近縁の Noumea sulphureaNoumea closeiNoumea flava など他の黄色系種が外套膜縁に橙または赤色斑をもつ点と異なり、本種を識別する形質となっている。
References
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