ダイアナウミウシ Chromodoris alcalai Gosliner, 2021
- Location
- 日本>沖縄>沖縄本島(恩納村・読谷村エリア)>真栄田岬
- Date
- 2015/09/30
- Size
- 15mm
- Depth
- 8.0m
- Water temperature
- 28.0℃
特徴
体地色は白色。背面は灰青色で白色の細点が密に散在する。外套膜最外周は白色で縁取られ、この部分に黄色の斑紋が入る個体も見られる。黒色の太い線が頭部から触角を通り、二次鰓の後方で繋がるが、途切れがちで個体差が大きい。正中線上には黒色の斑紋が入り、円斑になったり縦線になったりと変異がある。触角の色は黄色。二次鰓は基部が白色で、半分から先が黄色になる。体長は60mmに達する。分布
フィリピン、日本、インドネシア、マレーシア、西オーストラリア。種小名の由来
フィリピンの海洋生物学者 Dr. Angel Alcala への献名。フィリピンの海洋生物多様性保護への先駆的貢献を称え、彼の90歳の誕生日に合わせて命名された。補足
外見的に Chromodoris dianae にきわめて類似し、記載以前は混同されていたが、分子データの識別性、外見・形態・色彩・内部解剖学的特徴により別種と区別された。和名「ダイアナウミウシ」として図鑑に掲載されている個体の多くは本種にあたるため、当面は和名を維持しているが、今後変更される可能性が高い。References
- Chromodoris dianae sp. nov., Gosliner, T. M.; Behrens, D. W. (1998). Five new species of Chromodoris (Molluscs: Nudibranchia: Chromodorididae) from the tropical Indo-Pacific Ocean. Proceedings of the California Academy of Sciences. 4(50): 139-165., available online at http://www.biodiversitylibrary.org/page/15659747 page(s): 145-150
- ダイアナウミウシ, 益田一. (1999). 海洋生物ガイドブック. 東海大学出版会.
- ダイアナウミウシ, 益田一. (1999). 海洋生物ガイドブック. 第2刷. 東海大学出版会.
- ダイアナエ, 小野篤司. (1999). ウミウシガイドブック. TBSブリタニカ.
- クロモドリス・ディアナエ, 殿塚孝昌. (2003). ウミウシガイドブック〈3〉. TBSブリタニカ.
- ダイアナウミウシ, 小野篤司. (2004). 沖縄のウミウシ. ラトルズ.
- ダイアナウミウシ, 小野篤司 & 加藤昌一. (2009). ウミウシ. 誠文堂新光社.
- トギレフタスジイロウミウシ, 奥谷喬司. (2015). 日本近海産貝類図鑑. 第二版. 東海大学出版部.
- Chromodoris alcalai n. sp., Gosliner T.M. (2021). Sleuthing cryptic Chromodorids (Mollusca, Nudibranchia): adding to Philippine marine biodiversity. Philippine Journal of Systematic Biology. 14(2). https://doi.org/10.26757/pjsb2020b14014
季節性
撮影地
撮影地を読み込み中...