カザンウミウシ Sclerodoris tuberculata Eliot, 1904
特徴
体地色は朱色、橙色、茶色など変異に富む。背面には灰褐色の不定形な斑紋が散在する。背面正中線上に著しく盛り上がった畝があり、その上にクレーター状の窪みが 1 つ刻まれる。触角は茎が透明で、褶葉が体地色と同じ。二次鰓は体地色と同じで灰褐色の斑紋が入る。カイメンを捕食するとされる。体長 50 mm に達する。分布
南アフリカ、マダガスカル、タンザニア、アルダブラ環礁、パプアニューギニア、インドネシア、フィリピン、日本など、インド洋から西太平洋にかけて分布する。模式産地はザンジバル港の Prison Island (Changuu)。種小名の由来
種小名 tuberculata はラテン語で「結節状の突起をもつ」を意味し、背面の畝とクレーター状窪みを伴う隆起構造に因む。補足
原記載は Eliot, 1904 (Proc. Zool. Soc. Lond.) で Sclerodoris 属の type species として記載された。属とその分類学的位置は Rudman 1978 "The dorid opisthobranch genera Halgerda Bergh and Sclerodoris Eliot from the Indo-West Pacific" にて詳しく再検討されている。References
季節性
撮影地
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