トラパニア・タツロック Trapania tatsulok Smirnoff, Donohoo & Gosliner, 2022

トラパニア・タツロック Trapania tatsulok

Location
インドネシア>バリ島>トランバン>グロンボン
Date
2018/06/13
Size
2mm
Depth
23.0m
Water temperature
28.0℃

特徴

体長 5 mm 前後の小型のフジタウミウシ科の一種。体地色は不透明な白色で、触角の側方と二次鰓の側方から伸びる側方突起 (extra-rhinophoral 突起と extra-branchial 突起) の外側 3/4 は暗橙色を呈し、基部に向かうほど黄橙色を帯びる。各側方突起はわずかに彎曲した円柱状で、太さは均一。
触角は円錐形でひだをもち、5〜6 枚の褶葉があり、暗茶褐色〜暗マルーン色を呈するが基部は不透明な白色。口触手も触角と同色で、両口触手のあいだから頭部前縁にかけては黒色で縁取られ、正中で後方に半円状に張り出す。腹足の前縁は側方に延びて細長い付属物となり、体地色よりも半透明。
本種の最大の識別形質は、背面正中の二次鰓と触角の中間に位置する明瞭な黒色の正三角形斑紋で、頂点は前方を向く。体側中央から尾部側へ各側 3 個の黒色斑、二次鰓の直後正中にもう 1 個の黒色斑がある。

分布

模式産地はフィリピン・ルソン島バタンガス州カラタガン沖の Verde Island Passage、水深不明 (2014 年 5 月 19 日採集)。これまでカラタガン (フィリピン) からのみ知られる。

種小名の由来

種小名 tatsulok はタガログ語で「三角形」を意味し、本種の背面正中にある黒色正三角形にちなんで名付けられた (同格名詞)。
References

本書に掲載されています

Terrence Gosliner, Ángel Valdés and David Behrens. (2018). Nudibranch and Sea Slug Identification Indo-Pacific 2nd Edition. New World Pubns Inc. 表紙

Terrence Gosliner, Ángel Valdés and David Behrens. (2018). Nudibranch and Sea Slug Identification Indo-Pacific 2nd Edition. New World Pubns Inc.

New World Publications

本書には Trapania tatsulok の解説・写真が掲載されています。

Amazon で本書を見る PR (Amazon アソシエイト)
読み込み中...

撮影地を読み込み中...


観察地: ×

該当 0


学術データベース

世界のウミウシの観察データは国際的な海洋生物多様性データベースで公開されています。

詳しくはこちら