フィリディエラ・メアンドリーナ Phyllidiella meandrina (Pruvot-Fol, 1957)

フィリディエラ・メアンドリーナ Phyllidiella meandrina

Location
モーリシャス>モーリシャス島>コワン・ド・ミル>ウォール
Date
2016/12/19
Size
25mm
Depth
25.0m
Water temperature
26.0℃

フィリディエラ・メアンドリーナとは

インド・西太平洋に分布する中型のフィリディエラの仲間で、黒地の背面にピンク〜灰色のイボ状突起が並び、体側では縦の列に、背面正中線上の突起の周囲には蛇行状の輪を描く点で見分ける。

特徴

体長は最大 55 mm 程度。体地色は黒色で、背面には淡いピンク色から灰色のイボ状の突起が並ぶ。これらの突起は体側では縦方向に列をなして連なり、背面正中線上に並ぶ突起の周囲には、他の突起が輪状に取り巻く配列をとる。触角は黒色。

分布

原記載時はジャワ産の標本(イギリス自然史博物館所蔵のホロタイプ)に基づき記載された。その後はインド洋から西太平洋にかけて広く記録され、南アフリカ、レユニオン島、モーリシャス、紅海、インドネシアなどから観察事例がある。

種小名の由来

種小名 meandrina は古代ギリシャの蛇行する川の名(メアンドロス)に由来するラテン語で、「曲がりくねった」「迷路状の」の意。背面の突起が正中線上の突起を取り巻く蛇行模様にちなむ。

補足

近縁種 Phyllidiella annulata とは、本種が黒地に正中線上の突起を取り巻く蛇行状の輪を持つのに対し、P. annulata は背面全体に多数の小さなピンクの輪がより均等に散る点で外見的に区別できる。
References

本書に掲載されています

Terrence Gosliner, Ángel Valdés and David Behrens. (2018). Nudibranch and Sea Slug Identification Indo-Pacific 2nd Edition. New World Pubns Inc. 表紙

Terrence Gosliner, Ángel Valdés and David Behrens. (2018). Nudibranch and Sea Slug Identification Indo-Pacific 2nd Edition. New World Pubns Inc.

New World Publications

本書には Phyllidiella meandrina の解説・写真が掲載されています。

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