コイボウミウシ Phyllidiella pustulosa (Cuvier, 1804)
- Location
- インドネシア>スラウェシ島>レンベ>Goby a Crab
- Date
- 2015/01/26
- Size
- 50mm
- Depth
- 8.0m
- Water temperature
- 29.0℃
特徴
体地色は黒色で、背面にピンク・灰色・淡緑色を帯びた多数のイボ状突起をもつ。突起は数個が寄り集まって瘤状の塊となるが、塊の大小や配置は個体差が大きく、同一海域でも色彩・突起パターンが幅広く変異する。触角は全体が黒い。体長は最大で約70mmに達する。外見の似たツブツブコイボウミウシ Phyllidiopsis fissurata とは、本種の触角が黒一色である点で区別できる(P. fissurata は触角先端が白い)。
分布
インド洋から西太平洋、中部太平洋にかけて広く分布し、インド-西太平洋を代表するイボウミウシ類の一種。日本では本州中部以南で普通に見られる。種小名の由来
種小名 pustulosa はラテン語で「水疱・膿疱を多くもつ」の意で、背面を覆う多数のイボ状突起にちなむ。補足
インド-西太平洋で最も普通に観察される Phyllidiella 属種の 1 つで、 同一海域でも色彩・突起パターンの個体差が大きい点が際立つ。 他のイボウミウシ類と同様、 海綿食とされる。References
- コイボウミウシ(新稱), Baba K. (1949). Opisthobranchia of Sagami Bay collected by His Majesty the Emperor of Japan (相模湾産後鰓類図譜). Iwanami Shoten, Tokyo. 4+2+194+7 pp., pls. 1-50.
- オウイボウミウシ(新稱), 馬場菊太郎 & 濱谷巌. (1952). 紀州産後鰓類目録. 南紀生物. Supplement 1: 1-11.
- Phyllidia pustulosa CUVIER, 1804 コイボウミウシ(馬場〉, 馬場菊太郎 & 濱谷巌. (1975). 紀伊産イボウミウシ科種名表. ちりぼたん. 8(7): 149-151.
- 高岡生物研究会. (2002). 日本海のウミウシ. 第2版.
季節性
撮影地
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