マリオニア・ルブラ Marionia rubra (Ruppell & Leuckart, 1828)
特徴
大型のホクヨウウミウシ類 (Tritoniidae) で、体長は最大約 18 cm に達する。体は両側に多数の房状の二次鰓 (枝状鰓) が並び、全体的に赤褐色〜赤色を帯びる。体色には個体差があり、棲息する軟体サンゴの色合いに巧みに擬態する。触角は枝分かれした多葉性鰓で、口幕の前縁にも複数の指状突起が並ぶ。
分布
紅海の固有種とされてきたが、その後インドネシア、イスラエル、パプアニューギニア、タンザニアからも記録された。水深 20 m 以浅の浅海域に棲息する。種小名の由来
種小名 rubra はラテン語 ruber (赤い) の女性形で、本種の赤みを帯びた体色にちなむ命名。補足
軟体サンゴの Lemnalia 属を専食する。原記載は リューペル&ロイカルト 1828 によりエジプト紅海産の標本に基づき Tritonia rubra として行われた (現組合せの author 表記の括弧書きはこの属移動を示す)。シノニムに Marioniopsis rubra がある。Marionia 属は Vayssière 1877 により Marionia berghii をタイプとして新設された属で、いずれも軟体サンゴ食性。References
本書に掲載されています
小野篤司 & 加藤昌一. (2020). 新版 ウミウシ. 誠文堂新光社.
誠文堂新光社
本書には Marionia rubra の解説・写真が掲載されています。
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撮影地
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