ゼンチュウウミウシ Lomanotus vermiformis Eliot, 1908
特徴
体地色は鶯色から茶色。体は非常に細長い。
体表には白色の細線が縦方向に乱れながら入る。
外套縁に白色の鰓突起が並ぶ。
触角鞘は長く、触角は短い。触角鞘の色は体地色と同じで、触角の色は黒色。
口触手は短い。色は体地色と同じで、白色の乱れがちな線が入る。
ヒドロ虫の仲間をホストとする。
30mmに達する。
分布
インド洋、西太平洋和名
「奄美大島北部海域における後鰓類相の調査報告」にて提唱された。References
- Lomanotus vermiformis, Terrence Gosliner, Ángel Valdés and David Behrens. (2015). Nudibranch and Sea Slug Identification Indo-Pacific. New World Pubns Inc.
- ゼンチュウウミウシ* (新称), 中野理枝, 朝倉知子, 池田紫, 石川雅教, 今本淳, 岩瀬南美, 西田和記, 堀江諒, 山田久子, 渡井久美. 2017. 奄美大島北部海域における後鰓類相の調査報告. Kuroshio Biosphere 11. 41-60. +5pls.
- ナガムシウミウシ(改称), 中野 理枝. (2018). 日本のウミウシ.