ヒメキヌハダウミウシ Gymnodoris subornata Baba, 1960
特徴
体長 6〜10 mm の小型のキヌハダウミウシ属。体表は平滑だが、外套膜の縁辺に微小な円錐状の結節を散在させる個体もある。地色は深いオレンジ赤色で、触角と鰓も同色のオレンジ赤色を呈する。鰓は小型で、3〜8 枚の鰓葉が半円状に配列する。分布
模式産地は紀伊・瀬戸。原記載時は他に高知県室戸岬、富山湾小木、敦賀湾松ヶ崎の沿岸浅所からも記録されていた。種小名の由来
種小名 subornata はラテン語の接頭辞 sub- (やや) と ornata (装飾的な、飾られた) からなり、「やや装飾的」の意。補足
体色はキヌハダウミウシ Gymnodoris inornata にやや似るが、本種は G. inornata より顕著に小型である点で外見的に区別される。和名「ヒメキヌハダウミウシ」(姫キヌハダウミウシ) はキヌハダウミウシに対し小型であることにちなむ。References
- Gymnodoris subornata BABA, n. sp. Hime-kinuhada-umiushi (n.n.), Baba K. (1960). THE GENERA GYMNODORIS AND NEMBROTHA FROM JAPAN (NUDIBRANCHIA-POLYCERIDAE). Publications of the Seto Marine Biological Laboratory. 8(1): 71-74. https://doi.org/10.5134/174700
- 高岡生物研究会. (2002). 日本海のウミウシ. 第2版.
- ヒメキヌハダウミウシ, 中野理枝. (2004). 本州のウミウシ. ラトルズ.
季節性
撮影地
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