グロッソドーリス・チンクタ Glossodoris cincta (Bergh, 1888)

Glossodoris cincta

この種の現場写真はまだ投稿されていません

あなたの写真を投稿しませんか?

特徴

背面・体側は赤味を帯びた黄色で、青白色の点が密に散在する。外套縁および足縁は青色、触角は柄が褐色で棍棒部は青色に青白色の点を散らし、口触手は青色、鰓葉は中軸が青色を呈する。

生時の体は匍匐時で体長 6 cm、体高・体幅 1.5 cm。背の地色は黄褐色で、青白色の点と青色の外套縁が特徴。触角は暗褐色で青白色の点をもつ。触角の棍棒部に約 24 葉、鰓は前縁中央に大きな 6 葉、その両側に小さな 8 葉ずつが連なる。波打ち上下する外套縁の縁辺は周囲全周にわたって深い黒色を帯び、足縁の縁も同様。足底は黄白色。触角溝・鰓孔の縁にも背と同様の黒色小斑。触角の柄は汚黄色、棍棒部は黒灰色で葉縁に多数の白色点。鰓葉の内側軸面と先端は深い青色を帯びた漆黒、葉に白色点が散在する。鰓の外面は基部のみ黄白色を呈する。肛門突起の先端は黒っぽく、口触手は漆黒。

分布

模式産地はモーリシャス沖 Ile Marianne (フォーケ島礁の近傍)。インド洋西部に分布する。

種小名の由来

種小名 cincta はラテン語 cingere「巻く、囲む」の過去分詞 cinctus の女性形で「縁取られた」を意味し、波打つ外套縁が周囲全周にわたって深い黒色で縁取られる特徴にちなむ。

補足

本種は東インド-太平洋の Casella atromarginata と区別される西インド洋産の独立種として記載された。後に Casella 属は Glossodoris に統合され、現組合せ Glossodoris cincta が確立した (author 表記の括弧書きはこの属移動を示す)。
References

本書に掲載されています

Terrence Gosliner, Ángel Valdés and David Behrens. (2018). Nudibranch and Sea Slug Identification Indo-Pacific 2nd Edition. New World Pubns Inc. 表紙

Terrence Gosliner, Ángel Valdés and David Behrens. (2018). Nudibranch and Sea Slug Identification Indo-Pacific 2nd Edition. New World Pubns Inc.

New World Publications

本書には Glossodoris cincta の解説・写真が掲載されています。

Amazon で本書を見る PR (Amazon アソシエイト)
読み込み中...

撮影地を読み込み中...



学術データベース

世界のウミウシの観察データは国際的な海洋生物多様性データベースで公開されています。

詳しくはこちら