ブルサテラ・オケリゲラ Bursatella ocelligera (Bergh, 1902)
- Location
- 日本>沖縄>沖縄本島(本部・北部エリア)>石切(安和)
- Date
- 2012/05/10
- Size
- 10mm
- Depth
- 8.0m
- Water temperature
- 24.0℃
特徴
体長 30 mm 前後の中型のアメフラシ類。体地色は黄白色で、特に前方では小斑紋や細い縦条として現れるが、その大半は密接に並ぶ黒色の小点に覆われ、しばしば小さな輪状模様を成す。触角間および触角と口触手の間、ならびに鰓蓋の上部には、淡色の暈に縁取られたやや大きな黒色斑が群をなす。体側には径 1.25〜1.5 mm の円形〜楕円形の眼状斑が 6〜7 個、足葉の上には 3〜4 個が不規則に並ぶ。眼状斑は瞳に当たる部分が白色で、内側を褐黄色の細い環、外側をやや幅広い淡色の環が縁取る。背面のふさは白色で、体後部のものは基部で褐色を帯びる。足前縁の前方 1/3 に白色の小型の塊が並び、後方では白色の細い横溝に変わる。足底には灰色の点と斑が密に分布する。
口触手と触角の間には左右各 1 個の細い眼状斑があり、口触手上には数本のふさが並ぶ。背の前部上面ではふさはほぼ欠き、後背部の足葉退化部に 4〜5 列のふさ列が並ぶ。鰓孔は前方が広く後方が狭く、鰓蓋は薄い。
分布
模式産地はタイ南東部・コーチャン島 (Koh Chang) 沿岸。原記載時はコーチャン島とレム・ンゴブ沿岸 (いずれもデンマーク・シャム探検隊の採集) から知られていた。後の研究で西太平洋熱帯域に広く分布することが確認されている。種小名の由来
種小名 ocelligera はラテン語 ocellus「小さな眼」+ -gera「担う、もつ」の合成形容詞で、「眼状斑をもつ」の意。本種の体側と足葉に並ぶ径 1.25〜1.5 mm の特徴的な眼状斑にちなむ。補足
原記載時の組み合わせは Aclesia ocelligera。Aclesia は現在 Bursatella のシノニムとされ、本種は Bursatella 属に置かれる (著者表記の括弧書きはこの属移動を示す)。References
- Aclesia ocelligera Bgh. n. sp., Bergh R. (1902). The Danish Expedition to Siam. I. Gasteropoda opisthobranchiata. Det Kongelige Danske Videnskabernes Selskabs Skrifter, 6. Række, Naturvidenskabelig og Mathematisk Afdeling. 12(2): 153-218, pls. I-III.
- Bursatella ocelligera, Bazzicalupo E., Crocetta F., Gosliner T.M., Berteaux-Lecellier V., Camacho-García Y.E., Chandran B.K.S. & Valdés Á. (2020). Molecular and morphological systematics of Bursatella leachii de Blainville, 1817 and Stylocheilus striatus Quoy & Gaimard, 1832 reveal cryptic diversity in pantropically distributed taxa (Mollusca
季節性
撮影地
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