ミドリウミコチョウ Gastropteron viride Tokioka & Baba , 1964

Gastropteron viride

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特徴

体長 3.5 mm の小型ウミコチョウ科。アルコール固定標本のため側脚の正確な形状は不明だが、両側脚を広げると体長よりやや幅広く、各側脚の幅は背面隆起とほぼ等しく、側縁はほぼ直線状と推定される。頭部は生時も突出しない。背面隆起は楕円形で長軸が短軸より長く、後端正中線に短い棍棒状突起がある。自由外套縁は非常に長く、背面隆起右前角付近から後方正中突起まで伸びて狭い翼状縁を形成する。鰓は 8 葉。

生時の体色: 側脚上面は緑色で白色縁取り。各側脚の周縁に 2 か所の明赤色斑がある。背面隆起は黄色で、中央付近に白斑、その後方やや後ろに大きな赤色斑があり、後方正中突起は赤色。頭楯は黄色でロレーヌ十字状の赤色紋をもつ。卵は産卵時オレンジ赤色で直径 180-210 μm、飼育中に約 750 個の卵塊を産んだ。

分布

単一個体のみに基づく。模式産地は相模湾・天台婆の観音塚礁、水深 70 m。

種小名の由来

種小名 viride はラテン語 viridis「緑色の」の中性形で、側脚上面の緑色体色にちなむ。

補足

原記載は単一個体に基づくため、解剖上の不確定要素 (尾部の分叉と外套孔の有無) が原記載中で明記されている。
References
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学術データベース

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