サンドラミノウミウシ Unidentia sandramillenae Korshunova, Martynov, Bakken, Evertsen, Fletcher, Mudianta, H. Saito, Lundin, Schrödl & Picton, 2017

サンドラミノウミウシ Unidentia sandramillenae

Location
インドネシア>バリ島>トランバン>スラヤ
Date
2018/02/23
Size
25mm
Depth
15.0m
Water temperature
28.0℃

特徴

体長は固定標本で約 7 mm の細長種。地色は半透明の白色で全体に紫色の色合いを帯び、背中央には細い紫色の縦線が走る。背中の縁に沿って 8〜10 個のはっきり伸びた隆起があり、その上に指状〜紡錘形の背側突起が房状にまとまって生える。背側突起の先端付近には紫色の亜先端輪が入る。触角は表面平滑で口触手と同じ程度の長さ、口触手は基部から半分まで紫色の色素が密に被覆する。

分布

模式産地はインドネシア・バリ島・トランベン (水深 5〜10 m、礫底)。原記載時はインドネシアのみから採集が確認されていたが、インド・西太平洋にもより広く分布する可能性が示唆されている。

種小名の由来

種小名 sandramillenae は、長年にわたるウミウシの分類学的研究で著名な研究者 Sandra Millen (ブリティッシュコロンビア大学) への献名。Korshunova et al. 2017 が Alicia Hermosillo と共に Unidentiidae 科を新設した功績と合わせて命名した。

補足

本属唯一の既知種であった Unidentia angelvaldesi とは外形・体色 (本種は白〜紫、メキシコ産 U. angelvaldesi は赤橙) で外見的に区別される。生息環境は石やヒドロ虫で覆われた藻の上。
References

本書に掲載されています

中野理枝. (2019). 日本のウミウシ. 第二版. 文一総合出版. 表紙

中野理枝. (2019). 日本のウミウシ. 第二版. 文一総合出版.

文一総合出版

本書には Unidentia sandramillenae の解説・写真が掲載されています。

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