ニチロミノウミウシ Unidentia nihonrossija Korshunova, Martynov, Bakken, Evertsen, Fletcher, Mudianta, H. Saito, Lundin, Schrödl & Picton, 2017

ニチロミノウミウシ Unidentia nihonrossija

Location
日本>神奈川>城ヶ島>へいぶ根
Date
2018/11/06
Size
8mm
Depth
20.0m
Water temperature
20.5℃

特徴

体長は固定標本で 4.5 mm 程度の細長い小型種。地色は半透明の白色で、口触手の基部から背中央を通る淡い紫色の縦線が走る。背中の縁に沿って 5〜7 個のはっきり伸びた隆起があり、その上に指状〜紡錘形の背側突起が房状にまとまって生える。背側突起の中の消化腺枝は橙色〜赤橙色で、半透明の体壁を通してはっきり見える。突起の先端付近には幅広い不透明な白色帯が入り、最先端には不透明な白色色素が乗る。触角は表面平滑、口触手より約 1.5〜2 倍短く、淡い紫色を帯びる。足は細く、足の前角は長く伸びる。

分布

模式産地は静岡県西伊豆町大瀬崎。原記載時は本州太平洋岸 (相模湾・伊豆半島周辺) からの記録が中心。

種小名の由来

種小名 nihonrossija は日本語の「日本 (にほん)」とロシア語の「Россия (ロシア)」を合成した造語で、本種を採集した日本での野外調査を共同で組織したロシア・日本の科学者チームへの献名。

補足

Korshunova ら 2017 が Aeolidacea の大規模分類見直しの中で Unidentia sandramillenae と共に新属 Unidentia の構成種として記載した。Unidentia 属は両側歯を欠く単列歯舌をもつ点で同科の他属と区別される。
References

本書に掲載されています

中野理枝. (2019). 日本のウミウシ. 第二版. 文一総合出版. 表紙

中野理枝. (2019). 日本のウミウシ. 第二版. 文一総合出版.

文一総合出版

本書には Unidentia nihonrossija の解説・写真が掲載されています。

Amazon で本書を見る PR (Amazon アソシエイト)
読み込み中...

撮影地を読み込み中...


観察地: ×

該当 0


学術データベース

世界のウミウシの観察データは国際的な海洋生物多様性データベースで公開されています。

詳しくはこちら