ウズムシウミウシ Runcinida elioti (Baba, 1937)

ウズムシウミウシ Runcinida elioti

Location
日本>神奈川>葉山
Date
2020/03/31
Size
5mm
Depth
0.2m
Water temperature
15.0℃

特徴

体長は生時で約8mmの小型種。細長く、細長い体型の体形。頭部は単純で口触手を持たず、前方は明瞭に切れ落ちる。頭部は明瞭な区切りなしに外套膜へと続く。外套膜はほぼ滑らかで、後端の丸い末端を除いて腹足の縁を超えて広がり、後端からは尾が突出する。鰓(櫛鰓)は半円形に並んだ複数の羽からなり、外套膜後端の下、正中線上に位置する。腹足は平らでよく発達し、前方は丸く、後方は短い尾になる。

色彩

背面の地色は暗褐色で、縁に向かって黄緑色を帯びる。白い小点がまばらに散る。鰓は黄色、腹足は黄緑色。

分布

模式産地は天草・鬼池(1935年3月)。太平洋産の ルンキナウミウシ属としては最初の記録。

種小名の由来

原記載 (Baba, 1937) によれば「故 Sir Charles Eliot にちなむ。Eliot は日本産裸鰓類の知見に大きく貢献した」。Eliot (1862-1931) は英国の外交官で、東京帝国大学着任時代に日本産後鰓類の論文を残した。馬場は Part I 序論で「故 Sir Charles Eliot のコレクションと文献を借覧する許可を与えてくれた」ことに感謝しており、本献名は Eliot のコレクションに依拠した研究の謝意と読める。

補足

カタカナ読みは「ルンキニダ・エリオティ」。原記載は Runcina 属で発表されたが、後に Runcinida 属に組み替えられた(属名の変更、ICZN 上の括弧付与)。
References
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観察地: ×

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学術データベース

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