ラメリウミウシ Onchidoris bilamellata (Linnaeus, 1767)
特徴
体地色は半透明の白色から淡褐色。背面は不定形な褐色斑が覆う。
背面全体にイボ状突起が並ぶ。この突起には骨片が含まれる。
触角と二次鰓の色は褐色。
集団で後追い行動、産卵行動を行う。
体長40mmに達する。
分布
イギリス、アイスランド、グリーンランド、スヴァールバル諸島、アメリカ、アラスカ、日本和名
日本のウミウシでコガモウミウシ(新称)とあるが、Baba, K. 1957. にてラメリウミウシと和名が提唱されている。補足
Lamellidoris fusca (Muller, 1776) は異名References
- Lamellidoris (Lamellidoris) fusca (O.F. Muller) Rameri-umiushi (n. n.), Baba, K. 1957. A revised list of the species of Opisthobranchia from the northern part of Japan, with some additional descriptions. J. Fac. Sci., Hokkaido Univ.,ser. 6, Zool. 13(1-4):8-14.
- オンキドーリス・ビラメラータ, 中野 理枝. (2004). 本州のウミウシ.
- コガモウミウシ(新称), 中野 理枝. (2018). 日本のウミウシ.