レモンウミウシ Notodoris citrina Bergh, 1875

レモンウミウシ Notodoris citrina

Location
日本>沖縄>沖縄本島(北谷・南部エリア)>喜屋武岬
Date
2016/02/09
Size
30mm
Depth
15.0m
Water temperature
20.0℃

特徴

外套膜上面は前後に向かって低くなり、前方は細長い前頭垂状の円葉として頭部を大きく覆う。皮膚はきわめて粗く革質で、骨針を多量に含む。全身は均一なレモン色で、外套縁は内側が灰青、外側が黒い細い縁取りをもつ。触角の葉状部および二次鰓の葉縁は褐色味を帯びる。二次鰓は引込み不能で特別な裙状の被いに保護される。触角は分葉せず単純で、開口部は小さな蝶番状の弁で覆われる。模式個体 (アルコール固定) は体長 18 mm、幅 12 mm、高さ 11 mm。

分布

模式産地はクック諸島・ラロトンガ。その後パラオ諸島産個体についても再記載されており、インド-西太平洋の熱帯域に広く分布することが示されている。

種小名の由来

種小名 citrina はラテン語 citrinus「シトロン色の、レモン色の」の女性形で、生体の均一なレモン色にちなむ記述的種小名。属名 Notodoris はギリシャ語 noton (背中) と Doris を合わせた複合語で、二次鰓が引込まず背側の特別な被い (裙状弁) によって保護されるという診断的特徴を指す。

補足

本種は属の type 種として記載された。後に AegiresNotodoris の間を行き来したが、現在は Notodoris 属に置かれる。
References

本書に掲載されています

中野理枝. (2019). 日本のウミウシ. 第二版. 文一総合出版. 表紙

中野理枝. (2019). 日本のウミウシ. 第二版. 文一総合出版.

文一総合出版

本書には Notodoris citrina の解説・写真が掲載されています。

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