キイロトラフウミウシ Notodoris minor Eliot, 1904
特徴
体地色は黄色。体表全体に黒色の虎斑模様が入る。
背面にはコブ状の突起が散在する。二次鰓前方の突起は特に大きい。
触角は平滑で棒状。色は黄色。
二次鰓は黄色。
黄色のカイメンを食す。
Notodoris属から Aegires センヒメウミウシ属に移され、その後また Notodoris属となった。
(詳しくは世界のウミウシブログを参照)
学名読みはノトドーリス・ミノル。
ニコニコウミウシは異名。
体長100mmに達する。
分布
タンザニア、オマーン、オーストラリア、パプアニューギニア、インドネシア、フィリピン、日本補足
日本のウミウシでクロスジレモンウミウシ(新称)とされているが、誤植と思われるReferences
- キイロトラフウミウシ, 奥谷 喬司. (2000). 日本近海産貝類図鑑.
- ノトドリス・ミノル, 殿塚孝昌. (2003). ウミウシガイドブック〈3〉.
- ニコニコウミウシ, 益田 一. (2004). 海洋生物ガイドブック. 第7刷.
- キイロトラフウミウシ, 小野 篤司. (2004). 沖縄のウミウシ.
- Notodoris minor, Terrence Gosliner, Ángel Valdés and David Behrens. (2015). Nudibranch and Sea Slug Identification Indo-Pacific. New World Pubns Inc.
- クロスジレモンウミウシ(新称), 中野 理枝. (2018). 日本のウミウシ.
- Aegires minor, Terrence Gosliner, Ángel Valdés and David Behrens. (2018). Nudibranch and Sea Slug Identification Indo-Pacific 2nd Edition. New World Pubns Inc.
- クロスジレモンウミウシ, 中野 理枝. (2019). 日本のウミウシ. 第二版.