エゾキセワタ Melanochlamys ezoensis (Baba, 1957)

エゾキセワタ Melanochlamys ezoensis

Location
日本>富山>越中宮崎>翡翠ビーチ
Date
2020/05/28
Size
2mm
Depth
5.0m
Water temperature
17.0℃

特徴

生体で体長 5〜15 mm の小型頭楯類。体形は細長い楕円形で、外套楯の後葉は左右ほぼ同大。全体的な地色は灰黄色だが、頭部前端と後楯の後縁自由部を除いてほぼ全面に小さく不規則な黒褐色の斑点が密に覆う。足底も同様。頭楯はほぼ角張った長方形で体長の半分以上を占める。内臓部は後方に細長く伸び、後端は同じ大きさの 2 本の短い尾に分かれる。陰茎は先端に膜質の突起をもち、近位は幅広く遠位に向かって細く尖る。

分布

模式産地は北海道厚岸。日本では北海道から千葉県に至る温帯〜寒冷海域に分布し、ロシア沿海地方のピョートル大帝湾にも記録がある。サンフランシスコ湾の個体群も本種と同定されているが、2001 年以前の記録がないことから人為移入とみられる。

種小名の由来

種小名 ezoensis は模式産地の北海道 (蝦夷、Ezo) を指す地名形容詞で「蝦夷産の」を意味する。

補足

原記載属は Aglaia、後に Melanochlamys へ移管された。北東太平洋産の Melanochlamys diomedeaシノニムとして扱われた時期があったが、形態と分子情報 (COI・16S・H3) で別種と確認されている。北太平洋には少なくとも 4 種の Melanochlamys が分布する。
References
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観察地: ×

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学術データベース

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