タソガレキセワタ Melanochlamys kohi S. Cooke, Hanson, Y. Hirano, Ornelas-Gatdula, Gosliner, Chernyshev & Á. Valdés, 2014

タソガレキセワタ Melanochlamys kohi

Location
日本>静岡>大瀬崎>湾内
Date
2021/06/10
Size
8mm
Depth
1.0m
Water temperature
20.0℃

特徴

体長 5〜14 mm (固定標本) の小型のキセワタ類。東京湾産個体は細長く、相対的に幅広く短い体をもつ。頭楯は体長の半分以下を占め、長方形だが前方がわずかに広く、後方がやや高くなる。内臓部は細長く、後端に同程度の大きさの 2 本の短く幅広い尾を伴う。側足は厚く明瞭で、体のほぼ全長に走る。体色は変異に富む褐色で、地色は均一だが、消化腺が暗色領域として透けて見え、後端に白色の色素を伴う個体もある。殻は幅広く扁平で、小さな螺塔をもつ。

分布

模式産地は韓国・全羅南道莞島郡莞島。原記載時は韓国南岸 (莞島・済州島) と日本 (東京湾) から記録されていた。

種小名の由来

種小名 kohi は、模式標本を採集した韓国の貝類研究者 Dong-Bum Koh (高東範) 氏への献名。

補足

韓国産個体は従来 Melanochlamys diomedea と同定されていたが、分子系統解析により北米産 M. diomedea および日本産 Melanochlamys ezoensisMelanochlamys fukudai から遺伝的に区別された。日本では東京湾でのみ確認されており、国際船舶輸送の盛んな水域に限られることから、人為的に移入された個体群の可能性が示唆されている。
References

本書に掲載されています

中野理枝. (2019). 日本のウミウシ. 第二版. 文一総合出版. 表紙

中野理枝. (2019). 日本のウミウシ. 第二版. 文一総合出版.

文一総合出版

本書には Melanochlamys kohi の解説・写真が掲載されています。

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観察地: ×

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標本・DNA情報

観察 データベース COI 16S H3
#25738 BOLD Systems SSWBP622-25

学術データベース

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